就労支援A型事業所と障害者と雇用トラブル

就労支援A型の事業所には様々な個性や特徴を持った人がいます。
その個性の中から仕事環境に合った個性をうまく引き出し伸ばしてあげるのが大事ですが、それは簡単ではないです。

いくら障害について詳しく書いてある本を読んで覚えても、目の前にいる人にそのまま当てはまる訳ではないです。
怒ってしまう人、自信をなくす人、調子にのって迷惑をかけてしまう人、いろんなケースがあります。

だから雇用する時はしっかりとその人を理解して、その人を雇うとこんなトラブルが起こるだろうと想定し、そうなった時の対処、対応まで考えておかないといけないのです。

他の人と口論になったり、仕事に集中出来ないような状況を作ってしまったりして誰かが傷ついたりダメージを負ってしまったら、新しく雇った人だけではなく、すでにいる人の心のケアもしないといけません。

発達障害の人の中には、本当は傷ついてるのにすごく我慢をし、平気なフリをしてしまう人はたくさんいます。
精神の障害の人の中には、ずっと閉じ込めていた嫌な記憶がたくさん出て来て、すぐには回復出来ない人も多いでしょう。

ただ、事業所はその職場に合った障害者を選べばいいし、適当に選んで中が大変なことになってしまっては本末転倒です。
来るもの拒まずでハローワークにいい顔をしても仕方ありません。

みんなが穏やかに仕事が出来ることが結果的にミスを少なくし、やがて自信がつき、その仕事を続ける意欲につながると思ってます。

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