-怖い話-深夜の公衆トイレで動物を調理する血まみれメリケンパーク

お盆が終わりました。
怖い話をいくつかアップしようと思ってたのですが、暑さと体調不良でなかなか完成させられなくて(ー_ー;)
今回は一味違う怖い話です。

これは20年前くらいだったと思います。
バンドの練習が終わり、そのままみんなで神戸のメリケンパークへドライブがてら行きました。
メリケンパークには私は思い出があって、何かあるごとにそこへ行ってました。
この病気になった時も1人で来て4時間くらい海をボーっと眺めて泣いてたし、この間のストレス障害の時も来ました。
なんとなく落ち着くんです。

さて、私達がメリケンパークに着いたのは深夜2時頃。
私はとりあえずトイレに行きたくてトイレに向かうと、みんな着いて来ました。
メリケンパークには公衆トイレがあります。
私が先頭でトイレに入ると、すぐ右手に洗面台が2つか3つあり、その1番手前の洗面台に黒い物体があり辺りが真っ赤になってました。
そして包丁を持ったおじさんが黒い物体を切ってました。
切られていたのは鳩か猫か犬だと咄嗟に思いました。

私がそれを見て立ち止まると、後ろのみんなは『なに?どしたん?』と言いました。
するとおじさんが私に気付き、真っ赤な包丁をこちらに向けたのです。
さすがにヤバイと思い後ろのみんなをトイレから押し出しました。
『訳は後で話すしとにかく逃げて!』と私はおじさんには聞こえないくらいの声で言って、あとはダッシュです。
みんな私の後ろを走って着いて来てくれました。
トイレの入口では包丁を持ったおじさんが私を睨んでました。

おじさんは追いかけて来なかったので、みんなに見たことを説明したらゾーッとしてました。
当り前ですよね。
包丁で切ると言うよりは切れ味の悪い包丁で力任せにゴリゴリとしてた感じで、中から何やらグロいのが出て来たのも見たし(T_T)

おじさんはきっとメリケンパークに住みついてた浮浪者でしょう。
こうやって食料を確保して生きているのだとすると怖いですね。
もし生で食べてるとしたら、もっと怖いです。
今はきれいに整備、開発されてるから大丈夫かな!?

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