-怖い話-夜の精神科病棟。入院中に個室に現れたのは!

精神科に2ヶ月入院してた時のことです。
私は個室で、外の世界から切り離された生活をしてました。
部屋にはマイクがついていて、大きな音を出すと反応してマイクがオンになり、看護師が飛んで来ます。
ベランダがあり大きな窓があるけど、頭が出ないほどしか開かないようになってます。
部屋には鍵があるけど、ロックしてても夜は2時間おきに当直の看護師が鍵をあけて見回りに来ます。
いろいろと用心されてました。

見回りが来た?

ある日の夜、私はなかなか眠れずにいました。
眠剤を飲んでいても簡単には寝れない日もあります。
すると見回りが鍵をあける音がしました。
看護師は起こさないようにそーっと入って来ます。
その時に起きているといろいろと話しかけられて面倒なので、私は寝たフリをしました。

顔にハァハァと息が!

夜中は消灯されてるので、部屋は真っ暗です。
私は左横に向いて寝たフリをしてたら、看護師が近づいて来る気配がしました。
看護師は懐中電灯を持ってます。
それが私の顔に向けられたのが瞼越しに分かりました。
いつもは寝てるのを確認したらすぐに出て行くのに、なかなか出て行こうとしません。
ずっと私の顔に懐中電灯が向けられてます。
寝たフリがばれたのかと思ったら、顔に弱い風が来ました。
そして、すぐにその風が呼吸をしてる息だと分かりました。

ハァハァしてました。

私は怖かったけど霊的な怖さはしてなかったので、そーっと目を開けると…。

目の前に顔が!!

目の前に顔がありました。
鼻がぶつかる位の近さでした。
私がびっくりしたら、看護師が『あ、起こしちゃった?』と言いました。
そして『ごめんねー、すごく気持ち良さそうに寝てるからジーっと見てたの!』と言い笑ってました。
その後すぐに部屋から出て行きましたが、怖くて朝まで眠れなかったです。

まとめ

入院してすぐくらいに他の患者から、ここの病院に夜這いしてくる女性の看護師がいると言われたのですが、まさしくその看護師でした。
年齢は30代後半くらいで髪はツインテール、化粧が濃く、言葉使いや持ち物も含めてかなり若作りしてる看護師でした。

私は奪われなかったけど、被害者は何人もいるみたいです。
エッチが出来ると喜ぶ入院患者もいるみたいですけどね。

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