6才の娘の診断結果は『自閉症とADHD』

福祉センターへ娘の発達障害の検査をしてきました。
春には小学生になるのでギリギリのタイミングですね。
この福祉センターには、児童福祉司,児童心理司などの専門のスタッフがいて検査から判定、そして療育、治療などもサポートしてくれます。

まず簡単な検査をしました。
スタッフのお姉さんが『クイズ大会やるよ〜』と言い、形や数字、積み木から記憶力や状況判断の確認などいろんなクイズがテンポ良く出されます。
テンポ良くと言うのは、それぞれの問題に制限時間があるからです。
娘は分かることはテンポ良く返答出来たけど、間違ったのもあったし時間切れになることもありました。
中には不思議な回答があり、例えば…。
お姉さん『もし○○ちゃんがお友達の足を踏んでしまったら、どうする?』
娘『ごめんなさいて言う』
お姉さん『じゃお友達が○○ちゃんの足を踏んだら、どうする?』
娘『(ちょっと悩んで)ごめんなさいて言う』
足を踏まれてごめんなさいと言う娘には、妻と同じMの血が芽生えているようです。

途中集中力が切れて出来なかった問題がいくつかありました。
検査の時間は20分くらいなので、6才の子供ならこれ位が限界かもしれません。

スタッフが1度席を外し、娘は部屋にあるおもちゃで遊び始めました。
たくさんのおもちゃがあったけど、どれもちょっと触ったらおしまい。
動かすおもちゃなら3回位で飽きてしまいます。
普段も同じで、1つのおもちゃで長い時間遊ぶのは稀です。

しばらくしてスタッフが戻って来ました。
娘が遊んでる横で結果を聞きました。
自閉症とADHD』の両方でした。
これまでこのブログで書いてきたように、娘は間違いなくADHDだと思ってたので、私はすぐに納得出来ました。
知能はギリギリ6才の結果だったので、検査はほとんど出来てました。

次は療育教室の説明でした。
これはオススメの療育教室を聞いてきたので、後日私たちが直接連絡してどこに通うか決めます。

他には秋頃までに小学校へ連絡して校長先生と面談をしないといけません。
スタッフの説明では、娘は知能は大丈夫なので一般のクラスの方がいいとのこと。
だから娘の症状や特徴などを学校に伝えて少しでも娘が過ごしやすい環境を作ってもらえるようにお願いしないといけません。

それから、自治体がやってる講習会があります。
その説明もされました。

私は別れた子供がADHDと軽度のLDだったので、検査や療育教室、校長先生との面談など一通り経験しています。
特別支援学校や育成クラスなどの見学にも行きました。
発達障害の講習会は、いつも男は私だけでした。

今回の診断が出たことで妻も同じ方向を見てくれるようになったので、娘にどうするのがいいか考えて生活を変えて行きます。
中途半端がダメなので、同じことがあれば同じ流れにしないといけません。
この間は許されたのに今日は叱られたはダメです。
それから“ちょっと待って”とか“向こうに行って”などの抽象的な表現が分からないので、“9時まで待って”とか“テレビの部屋に行って”とか、言葉や表現に気をつけないといけないです。

今後は病院での検査があります。
ADHDに効果のあるお薬があるらしいので、娘の癇癪やずっと喋ってるのとかが少しでもマシになればいいなと期待していますが、病院でお薬をもらうのは娘より重い症状の人でないと処方されないとも聞いてます。
とにかく1歩前進です。

コメント

  1. ハートネット より:

    小学校に上がる前に分かって良かったと思います。お父さんとお母さんがしっかり先を見据えて考え行動されてるので安心しました。まだまだ暑いのでお体に気をつけて下さいね。貴重な情報をどうもありがとうございました。

  2. amoroso34 より:

    診断出て正直ホッとした気持ちもありました。
    娘は療育教室が楽しいようです。
    コメントありがとうございました。