リッチーブラックモアお気に入りソロ5選!レインボー – Rainbow編

私の師匠はリッチーブラックモアです。
前回パープル編を書きましたが、今回はレインボー編です。
パープルに比べて曲がメロディアスになったけど、リッチーのソロもメロディアスなのが増えました。
表情が豊かになった感じです。
でもハードに弾いてる曲もたくさんあります。
そんなリッチーブラックモアが弾いてる私のお気に入りソロの曲を5曲選んでみました。

『キル・ザ・キング – Kill The King』
『バビロンの城門 – Long Live Rock ‘n’ Roll』収録。
私がギターを弾きだして最初にぶつかった壁がこの曲の3連符でした。
でもそれだけではなくて、ちゃんと譜割りされたよく考えられたソロだと思います。
ピッキングが正確なのがよく分かるソロですね。

『バビロンの城門 – Gates of Babylon』
アルバム『バビロンの城門 – Long Live Rock ‘n’ Roll』収録。
これはもうリッチーが弾いた中でも最高のソロだと思ってます。
転調がカッコいいし、リアとフロントを細かく切り替えながら指板をローからハイフレットまで縦横無尽に動き、おしまいの方にはリッチーが得意な『スターゲイザー ー Stargazer』風のコード感があるなど曲のイメージに合った見事なソロです。
でもこれはいくつかのテイクを繋いでるとインタビューでリッチーが話してたような…。

『アイ・サレンダー – I Surrender』
『アイ・サレンダー – Difficult to Cure』収録。
パープル時代の『Burn』で決めのフレーズを弾いてたコード進行を繰り返す展開のソロ。
素晴らしいのはエンディングのソロで、さっきの『バビロンの城門 – Gates of Babylon』と1、2を争うくらいの出来です。
ただ、当時フォリナーが売れてた影響でギターの音が細く軽めなフォリナーチックなのが残念なところ。
そしてこのソロもリッチーがインタビューで、いくつかのテイクを繋いだものと話してましたね。

『デス・アリー・ドライバー – Death Alley Driver』
『闇からの一撃 – Straight Between the Eyes』収録。
とてもスリリングでカッコいいソロ。
決めのフレーズで挟まれたフリーパートではトリッキーなフレーズがあり全体的に疾走感のあるソロです。
ギターの音が前アルバムより格段に良くなったのも嬉しいポイント。
ちなみにこのアルバムはドラムの音や他のパートもバランス良くて好きです。

『メイク・ユア・ムーヴ – Make Your Move』
『ストリート・オブ・ドリームス – Bent Out of Shape』収録。
リッチーがよく弾くフレーズがたくさん入ってるソロ。
激しい感情のままに弾いたような雰囲気でもちゃんとまとまってるソロですね。
ミドルをブーストした軽めの音なのが残念。
ちなみにこの曲ってレコードでは2コーラス目がカットされてたような気がするけど私の勘違いでしょうか。
リマスター版では長いエンディングのソロも聴けます。

他にも『虹を翔る覇者 ー Rising』収録の『タロット・ウーマン ー Tarot Woman』はコード進行に合わせてハモったり起伏のあるソロを弾いてるし『バビロンの城門 – Long Live Rock ‘n’ Roll』収録の『ロング・リブ・ロックン・ロール – Long Live Rock ‘n’ Roll』はリッチーお得意のシャッフルで決めのフレーズの後にねちっこいタメのあるフレーズを弾いてます。

また『ダウン・トゥ・アース – Down to Earth』収録の『ロスト・イン・ハリウッド – Lost in Hollywood』では、今では懐かしいエフェクターのコーラスアンサンブルをオンにして、高速のスリリングなフレーズをハモりもいれながら弾いてます。

『ストリート・オブ・ドリームス – Bent Out of Shape』収録の『デスペレート・ハート – Desperate Heart』では、譜割りを無視したかのようでそうでないソロを展開、リッチーらしいフレーズが聴けます。

いかがでしたか。
ハードなソロだけでなく、レインボーでは鳥肌が立つほどの泣きのソロも何曲かあります。
もしリッチーブラックモアデビューをするなら、メロディアスな曲が好きな人はレインボーから、よりハードロックらしい曲が好きな人ならパープルから聴いてみるといいかもしれません。

4月には75歳になるリッチー、まだまだ引退せずに現役でギターを弾いていて欲しいです。
(@^^)/~~~では。

コメント