メロディアスなハードロックが好きなあなたに!レボリューション・セインツ ー Revolution Saints

ジャーニー ー Journeyからベースのロス・ヴァロリー – Ross Lamont Valoryとドラムのスティーヴ・スミス – Steve Smithが解雇されましたね。
ジャーニーほどのバンドなら印税収入やその他の権利収入はかなりのものだと思うけど、これは残念なニュースです。
でも私が驚いたのは元ボーカルのスティーヴ・ペリー – Steve Perryが自分はジャーニーの権利を持たず、ギターのニール・ショーン – Neal Joseph Schonとキーボードのジョナサン・ケイン – Jonathan Leonard Cainに委ねていたことです。
確かにペリーはバンドを出て行った立場やけど、彼のボーカル無しでは成功してなかったのは間違いないことなので。
だからペリーがいたらNGを出していたと思うようなライブがリリースされたのでしょうね。

さて、先日YouTubeでジャーニー ー Journeyのライブをチェックしてたら、大ヒットアルバム『エスケイプ ー Escape』収録のバラード『マザー、ファーザー Mother, Father』を見つけました。
歌っていたのはボーカルのアーネル・ピネダ ー Arnel Pinedaではなく、ドラムのディーン・カストロノヴォ ー Deen J. Castronovoでした。
この人たしかDVで逮捕されてジャーニーを解雇されたはず。

まぁそれは置いといて、彼はドラムだけでなく歌も上手で、スティーヴ”・ペリー ー Steve Perryのパートをちゃんと歌ってました。
この『マザー、ファーザー Mother, Father』は、ジャーニーでペリーが歌った中でも最も気持ちを込めて歌ってると言うか感情を吐き出してると言うか、そしてキーがかなり高いパートもあり難しい曲です。
そんな曲をドラムを叩きながらサラッと歌っていたディーン。
そのディーンに歌わせるためのソロプロジェクトとして結成したバンドがレボリューション・セインツ ー Revolution Saintsです。


2015年にデビューアルバムをリリース。
メンバーはベースがナイト・レンジャー ー NIGHT RANGER/ダム・ヤンキース ー DAMN YANKEESのジャック・ブレイズ ー Jack Blades。
そしてギターがホワイトスネイク ー WHITESNAKE/ディオ ー DIOのダグ・アルドリッチ ー Doug Aldrichによる3ピースのハードロックバンドです。
曲はメロディアスでハードなものからバラードまで揃ってます。コーラスもジャックがいるのでしっかり歌われてます。

プロデュースはアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ ー Alessandro Del Vecchioで、ほとんどの作曲をしています。
彼はキャッチーなメロディを作るのに定評のあるミュージシャンで、TOTOにいたファーギー・フレデリクセン ー FERGIE FREDERIKSENと活動してたこともあるらしく、彼もディーンも声域が広いので、作曲するのにレンジを気にしなくていいのでしょう。
ジャックもダグも作曲に関わってるようです。
さらに、ジャックとは仲良しでダム・ヤンキース ー Damn Yankeesで一緒だったトミー・ショウ ー Tommy Shawもジャックと共作でバラードを提供しています。
もう間違いなくメロディアスな曲を作るメンバーですね。

このバンドで残念なところをあえて挙げるなら、ダグのギターソロです。
ダグはストレートなソロを弾くタイプで、ホワイトスネイクではジョン・サイクス ー John Sykesの様な速くエモーショナルなギターを弾いてたけど、特にバラードやメジャーコードの曲にはジョンほどは対応出来てなく、ハードに弾くにしてもこのバンドの曲にはもっと起伏のあるメロディやメロウなソロが似合うと思います。
もしニール・ショーンなら、もっと曲に合ったソロを弾くでしょうね。

メロディアスなハードロックバンドをお探しならレボリューション・セインツ ー Revolution Saintsオススメです!
レボリューション・セインツ ー Revolution Saintsの最新アルバム『Rise』は日本で2月19日に発売されています。

https://youtu.be/zuSOLYJ3ne4

 

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