声優と歌手二刀流!田所あずさ『Waver』と大橋彩香「バカだなぁ」のおすすめポイント!

最近通勤の車の中でアップルミュージック(Apple Music)でよく聴いてるアーティストに声優の大橋彩香と田所あずさがいます。
ウマ娘で説明するとウオッカが大橋彩香でシンボリルドルフが田所あずさです。
この2人は声のキャラクターが違っていて、それぞれ歌ってる曲や歌詞の雰囲気も違います。
ホリプロタレントスカウトキャラバン次世代声優アーティストオーディションでファイナリストに残った大橋彩香とグランプリに選ばれた田所あずさ。
2人とも音感がしっかりしていて歌がうまいのは当然ですし、声優の延長で歌ってる人とは比較になりません。

大橋彩香の声と歌い方の特徴

大橋彩香は声質は明るく、声優によくある少し鼻にかかった声で声の立ち上がりが良く、インパクトのある歯切れの良いはっきりとした滑舌が特徴的です。
アルバムを通して聴いた印象では元気で明るいポップスで、バンドサウンドに負けない抜けの良い声量があります。
歌詞は恋愛もので若い人に分かりやすい表現になってます。
大橋彩香のファンのターゲット層を、若い人と想定しているからかもしれないですね。

田所あずさの声と歌い方の特徴

それに対して田所あずさの声質は大橋彩香ほど明るくなく、録音の仕方も影響してるのかハスキーさがあります。
声にはっきりと色を持ってる感じではなく、歌えばその曲調に合ってしまう声質だと思います。
また、1曲を通してあまり声を張って歌うような曲はなく、低音域から中音域での少し抑え気味の声に息が絡んでるのが素晴らしいです。
アルバム全体的にブレスが消されず録音されていてセクシーです。
昭和のレコードにはブレスが入っていて当たり前だったので、最近の曲を聴いてブレスが消されてるのが多いことに違和感を感じてしまいます。

大橋彩香「バカだなぁ」のおすすめポイント

2018年5月23日にリリースされたアルバム『PROGRESS』の収録曲の「バカだなぁ」
このアルバムで1番好きな曲です。
このアルバムでは他の曲で声を張って歌ってるのに対して、この曲では少し力を抜いたやや控えめな歌い方からサビで強い後悔を感じる歌い方と上手く表現しています。
歌詞は万人に分かりやすく「バカだなぁ」って歌詞が印象的でいいですね。
また、ハモリがたぶん本人が歌ってると思いますが上でハモってるのがすごく気持ちよく、ダブルボイスはアルバム通して爽快です。
田所あずさはメインのメロディに下のハモリを入れてる曲が多いですね。

田所あずさ『Waver』のおすすめポイント

2021年1月27日にリリースされたアルバム『Waver』
最初聴いた時に松田聖子の1981年10月21日にリリースされたアルバム『風立ちぬ』の雰囲気を感じました。

その理由は、マイクにかなり近い感じの録音で口の中の発音時の舌の動きが音として収録されている点と収録されてる曲のバランスの良さです。
全体的にアナログバンドのサウンドをベースに仕上げられてるのもいいですね。
前半の1〜5曲目までは昔で言うニューミュージック的な雰囲気で、後半にはロック的なアレンジの曲やバラードがあり、曲を提供してくれたアーティストのイメージがしっかり出てる気がします。
1曲目の「レイドバック・ガール」はアダルトなアレンジで、TOTOの1986年リリースのアルバム『Fahrenheit』の1曲目「Till The End」を思い出しました。

スタジオの空気を感じる静と動を感じるミックスと、ファルセットを上手に使って歌詞を丁寧に雰囲気を大切に歌ってるのがいいです。
2曲目の「ちっちゃな怪獣」ではAメロで転調するところが、ASIAの1stアルバム『詠時感〜時へのロマン』収録のラストの曲「ときめきの面影 “Here Comes The Feeling”」のAメロの転調と同じですぐにこの曲を思い出しました。

7曲目の「徒然恋愛サバイバー」と8曲目の「ころあるこ。」ではブルーノートとメジャースケールのメロディをうまく繋いでるのがいい。
歌詞は若い人にはやや同調しづらい表現がたくさんあります。
これは大橋彩香と違い、より広い世代へのプロデュースの意味なのでしょうかね。
収録曲はバリエーション豊かでも彼女が歌うことで統一性を感じる曲で、より音楽アーティスト感を感じるアルバムです。

歌が上手ければ二刀流は大丈夫!

声優ブームで声優さんが溢れかえってるみたいですが、生き残るには声優業だけでは難しいのかもしれません。
CDをリリースする声優はたくさんいますが、可愛いだけでは飽きられてしまうし続けられないでしょうね。
この2人のようにしっかり歌えれば、声優と歌手の二刀流も大丈夫だと思います。

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