1回飲むだけで効くインフルエンザ特効薬『ゾフルーザ錠』もうタミフルやリレンザはいらない!?

2023年秋から「コロナオミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン」の接種が始まりました。
無料だったワクチンは、今後有料になるのが決まってるので、心配な方はすぐにワクチン接種を受けておいた方が良さそうです。
と言ってもマスクをしない日常に戻ってしばらく経ってるので、コロナをそこまで不安視する人は減ってるのかなと思います。

しかし全国でインフルエンザの感染が広がってます。
学級閉鎖になってる所も多いようで、娘のクラスにもインフルエンザで休んでるお友達がチラホラいるようです。
そんな中、娘がインフルエンザに感染しました。

夜中娘の痰を切る声が何度も聞こえてたので嫌な予感がしてましたが、翌朝早くに起きてきて「しんどい」と。
熱を計ると38、6度。
すぐに病院へ連れて行きましたが、コロナの検査は大丈夫でした。
熱が少し下がって37度台になり、医者から「もしインフルエンザだったとしても今検査しても結果に出ないと思うので、夜になって38度台の熱が出るようなら、また来て下さい」と言われ、抗生物質などのお薬を処方されて帰って来ました。
私は仕事に向かいましたが、娘はその後お薬を飲んで大人しくずっと寝てたようです。

娘は食欲がないのでゼリー以外は何も食べずにいたら、寝る前に39、6度まで上がりました。
翌朝になっても39、8度だったので、また昨日の病院へ。
インフルエンザの検査をしたら、やっぱりそうでした。
そこで処方されたのが『ゾフルーザ』と言う小さな錠剤のお薬でした。

インフルエンザと言えば「タミフル」や「リレンザ」をよく聞くけど、過去に「タミフル」は副作用が問題になって処方しない小児科が多いですし、「リレンザ」は吸入器が苦手な子供や1日2回5日間も吸入しないといけないので大変でした。
ゾフルーザは2018年に処方開始されたインフルエンザの治療薬で、感染後すぐにたった1回このお薬を飲めばインフルエンザを治療出来てしまうお薬です。
お薬は小さな錠剤で噛んで飲み込んでもいいのですが、お薬特有の苦味があるとのことで、娘もそうですが錠剤が飲めなくて苦いのが嫌なお子さんは飲むのに苦労するかもしれません。
娘は余程しんどいからか、噛んで飲み込みました。

昨日処方したお薬はもう飲まなくていいと言われてます。
それだけゾフルーザの効果があるからなのでしょうね。
ゾフルーザはインフルエンザウイルスの増殖をかなり抑える効果があり、24時間でウイルスをタミフルを飲んだ時より100倍減少させるようです。
インフルエンザに感染した人は大体4日程高熱が続くけど、タミフルを飲むとそれが24時間前後、つまり1日位減るのだとか。
それに対してゾフルーザは、飲めば体内からウイルスが急速に減るし、減るほど熱は下がるし、インフルエンザを周りに移す確率も下がります。

ゾフルーザはまだ新しいお薬でジェネリックがなく高価で、タミフルやリレンザの1、6倍〜3倍位の価格ですが、今回行った小児科が良心的だと感じたのは、昨日診察受けてるので今日の診察とお薬代はいらないと言われたことです。
インフルエンザの検査代やゾフルーザの処方代も請求されませんでした。
ゾフルーザは1回分だけなので、トータルでは3〜5日分処方されるお薬の方が高くはなりますけど、ゾフルーザは素晴らしいインフルエンザ特効薬と言えるでしょう。

さて、娘ですが、ゾフルーザを飲んだ後9時間位寝てましたが、熱は38度に下がり、チョットだけおにぎりを食べました。
前日からフルーツゼリーとポカリだけでしたが、食事が出来ました。
そしてお風呂に入り、寝て、翌朝37,1度でした。
高熱がしんどいと言った朝からだとすると、2日半で高熱が治ったことになりますね。
小さな子供に限らず、インフルエンザに感染したらゾフルーザを処方してもらうように医者と話してみてはいかがでしょうか。

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