-怖い話-琵琶湖で両足をたくさんの手でつかまれて

10代の頃、夏休みにバンドで合宿するために滋賀県の近江高島というところへ行きました。
毎日楽器ばかりでは飽きるので、たまには泳ぎに行こうと近江舞子まで行きました。
琵琶湖はお客さんでいっぱいでした。

ちょうど足を伸ばしてつく深さのところまで入った時、突然右足に藻が絡まったような感じがして、すぐにビリビリと電気が走ったと思ったら右足がつったような状況になり、自由が利かなくなりました。
私は泳げるので慌てず陸へ向かおうと思ったら、今度は左足にも同じように藻がからまりました。
そして同じようにビリビリと感じて、すぐに両足の自由が利かなくなりました。
何が絡まってるのか不思議に思って水の中を覗いてみたら、藻はいっさいなく、たくさんの手が私の両足を掴んでました。
手の奥には顔がいっぱい見えてきて、私は恐怖を感じました。

でも泳ごうにも体が水中へどんどん引き込まれて行きます。

顔が水に浸かってしまう寸前に近くにいた友達にかろうじて「助けて…」と言ったら、友達は溺れる寸前の私を助けてくれました。
陸にあがった私の両足にはいくつもの手形が赤く充血するようについていました。

どれも手の大きさが小さかったので子供でしょう。

後から思うと、藻がからまった感じがしたのは手で掴まれた時で、ビリビリとしたのはきっと霊に触られて電気的な感じを受けていたんだと思います。
琵琶湖で亡くなった人たちが私を水中に引きずり込もうとしたんでしょうね。
友達みんなで手形を確認して、ゾーッとしました。

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