何かと話題のパナマ文書という言葉を、テレビなどで1度は耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
ですが、知ってはいるものの意味がよく分からないという方も多いのが現状だと思います。
私自身、聞いたことはあるけど、意味はよく分かりませんでした。
なので、パナマ文書やパナマ文書に関するタックスヘイブンについて調べてみました!
パナマ文書とは?
パナマ文書と言われても、「何のこと?」ってなる方が多いと思います。
簡単に説明するとパナマ文書とは、パナマという国の法律事務所『モサック・フォンセカ』が取り扱っている機密文書のことです。
その文書には、過去40年間の業務記録や、顧客の情報が記載されています。
その顧客情報とは、タックスヘイブンを利用している顧客のことです。
そうなると今度はそのタックスヘイブンは何かが気になる所ですよね。
タックスヘイブンについては、次で説明します。
タックスヘイブンの意味は?
タックスヘイブンとは、税金がかからない、もしくは著しく税金が低い地域の事です。
このタックスヘイブンを利用し、自国ではなくタックスヘイブンがある地域で会社を作り、そこへ自分の資産や、自国の会社の利益を移すことによって、本来払うべき税金が払わずに済んだり、かなり低い税金で済むので、企業にとっても個人にとっても税金を節約する1つの手段と言えますね。
でも、これって違法じゃないの?って思う方も多いと思いますが、タックスヘイブンを利用すること自体は違法ではないのです。
ですが、タックスヘイブンによって払われなかった税金があるということは、その国にとっては損になってしまいますよね。
なので、日本でもタックスヘイブン対策税制を取り入れるという方法をとっています。
パナマ文書が広まったことでどうなった?
パナマ文書の存在が分かったことにより、やはり当然といっていいように、色んな国の一般国民達の反感を買い、世界中でデモが起こるなど、予想以上に波紋を呼んでいます。
メディアでもよく、タックスヘイブンの顧客リストにあった人物を取り上げたりしていて、その人物も追及されるなど、まだまだ落ち着きそうにありません。
やはりそれだけ、世界を揺るがす大事件だったということでしょうね。
解決への糸口はまだつかめていないようですが、資金面で問題のある日本としては、税金として徴収できないというのは大問題だということが分かりますね。
今話題のパナマ文書って?についてのまとめ
結局のところ、パナマ文書によって大きな損害がでているのは、その顧客リストにあった企業や個人よりも、タックスヘイブンによって税金を払われなかった国だということですね。
まだまだ騒動は落ち着きそうにありませんが、国としては何か早く対策を打たなければいけないように思います。
ということで、簡単ではありますが、パナマ文書についてまとめてみました。
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