1998年、夏の甲子園大会で1人のヒーローが生まれた。
平成の怪物こと『松坂大輔』(当時横浜高校3年)である。延長17回を投げぬいたPL学園戦(相手投手は現在アナウンサーの上重聡)は今でも伝説の1戦として語り継がれています。
その後、プロに入っても華々しい活躍を遂げていた松坂選手だったが彼は今、大きな壁にぶつかっています。
このまま松坂は終わってしまうのか？
輝かしい栄光の数々！松坂選手のプロフィール
野球を知らない方でも一度は彼の名を聞いたことがあるのではないでしょうか？
それでは彼がどれほどスゴイ選手なのか紹介していきます。
プロフィール
名前 松坂大輔
出身地 東京都江東区
生年月日 1980年9月13日
身長 183cm
体重 93kg
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1998年 ドラフト1位
経歴
・横浜高等学校
・西武ライオンズ(1999-2006)
・ボストン・レッドソックス(2007-2012)
・ニューヨーク・メッツ(2013-2014)
・福岡ソフトバンクホークス(2015-)
獲得タイトル（NPB）
・最多勝利 3回（1999-2001）
・最多奪三振 4回（2000、2001、2003、2005）
・最優秀防御率 2回（2003、2004）
表彰（NPB）
・新人王 (1999)
・沢村賞 1回(2001)
・ベストナイン 3回(1999-2001)
・ゴールデングラブ賞 7回(1999-2001、2003-2006)
・JA全農GoGo賞 3回(2003年5月、2005年5月、2006年5月)いずれも最多奪三振賞
・オールスターゲームMVP 1回(2004年、第1戦)
などなど数多くのタイトル＆表彰を受賞しています。
日本のエースと言っても過言ではないです。
そんな松坂選手ですが、2015年に日本球界に帰ってきたのですが、2015年はケガの影響で1度も登板することなくシーズンを終えてしまいました。
彼はこのまま復活することなく引退してしまうのでしょうか！？
松坂復活までの険しい道のり
松坂選手は2015年のオープン戦で3試合を投げ順調かと思われた矢先、開幕直前にインフルエンザにかかってしまいブルペンでの投球ができませんでした。しかし、インフルエンザが完治した後は右肩の疲労感から投球を回避し病院での検査にいきました。検査の結果は「右肩の疲労感」でしたが、診断書には「診断名も全治もない」と書かれていたそうです。つまりメンタル面の問題では？もしや「うつ病なのでは？」との噂も流れました。
その後2015年8月に右肩の手術を受け、2016年4月現在は2軍で調整の日々が続いています。
球速にはかつての勢いはないものの最速144km/hを計測し2015年よりはいい状態に思われます。
しかし、簡単にホームランを打たれてしまうなど1軍への復帰はまだかかりそうです。
では、どうすれば1軍で通用する投球ができるのでしょうか？
それはズバリ、速球派から技巧派へのモデルチェンジです！！
全盛期の松坂投手は最速155km/hを超える直球と鋭く曲がるスライダーが武器で三振の山をき築ました。でも、今の松坂投手と言えば最速でも144km/hとお世辞にも早いとは言えませんし、スライダーのキレも並の投手レベルです。
今ある力で1軍の打者を抑えるためには、絶妙なコントロールとバットの芯を外して打ち取るような変化球が必要です。つまりかつてのような三振を取る投球から、打者を打たせて取る投球にチェンジする必要があります。
言葉で言うには簡単なことですが実際にそれをするのは並大抵の努力では不可能です。長年体に染みついた動きを変えるというのは下手をすれば余計にケガをしたり、投球フォームを崩しかねません。
一世一代の大チャレンジになります。しかし、そうでもしなければ松坂投手が1軍で活躍することはあり得ないでしょう。
平成の怪物！松坂大輔復活のまとめ
小さいころからテレビで松坂選手を見てきた私としてはぜひとも松坂投手にはもう1度、1軍のマウンドで躍動する姿を見たいです。今のところ1軍復帰は夢のまた夢のような状態が続いていますが、必ず1軍に帰ってくると信じています。
松坂選手は逆境でこそ本当の力を出す選手ですから！！
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