ビジネスシーンで必須の面接の受け方とマナーを紹介!

5月も中盤にさしかかり、就活に励む学生さんは、希望の企業の内定をとるために日々頑張っているのではないかと思います。
もちろん、履歴書や面接で自己アピールすることは大切だと思うのですが、それ以上に面接での細かい所作や、マナーといった部分が重要になってきます。
そんな大事な面接の受け方のマナーを、細かいところまで紹介していきます!



始めが肝心!入室のマナー!
入ってすぐ目に入るのはやはり見た目ですよね。
どれだけ実績があっても、第一印象が悪ければ、その実績もかすんでしまいます。
女性も男性も共通して言えることは、清潔感を大切にすることです。
爪はきちっと切っておく、髪は黒、女性で長い髪の方は1つにまとめておくといった、最低限の身だしなみを整えることは、面接だけでなく、社会人にも必須のマナーと言えます。
そして入室してすぐは見た目ですが、その後は所作が注目されます。
名前や番号を呼ばれたらはきはきと返事をし、部屋へ向かいます。
最初に注意ですが、冬場の場合、コートは会社に入る前に脱ぎましょう。

 

入るまでのマナーは?
まずノックをするのですが、ノックというと2回のイメージがありますが、それはトイレのノックなのでNGです。
ですので、ノックは3回します。
ノックの後、どうぞと返事が返って来てから開けるようにしましょう。
開ける際は、片手で少しドアを開け、「失礼します。」と言ってから入室します。

 

椅子に座るまでのマナーは?
入ってドアを閉める際、お尻をむけてはいけないと、不自然な動きになってしまう方もいますが、そこまでする必要はなく、面接官に対して斜めになるような姿勢でドアをゆっくり閉めましょう。
閉めた後は、面接官の方を向き、「よろしくお願いいたします。」と挨拶をした後、一礼します。
お辞儀の角度は45度が理想とされています。
頭を下げた後、1秒間止めてから頭を上げると、綺麗なお辞儀に見えますよ。
この時、男性は手を体の脇にそろえ、女性は手を体の前にそろえます。
そして椅子の近くに行き、スペースがあれば椅子の横で、なければ椅子の前に立ちます。
面接官から「大学名と名前をどうぞ」と言われたら、「〇〇大学の(名前)です」とはきはきと答えましょう。
名乗った後は「よろしくお願いいたします。」と言ってから、一礼します。
面接官から「どうぞ」と促された後、「失礼いたします」と会釈をし、着席しましょう。
この時の会釈の角度は15度が理想です。

 

座っている時の姿勢は?
椅子の背側を3分の1空けた状態で座ります。
男性の場合は、足は肩幅に広げ、手は膝の上におき、女性の場合は両ひざ・かかと・つま先をつけ、手は重ねて膝の上におきましょう。
この際、手は左手を上に重ねることが大切です。
そして背筋を伸ばした姿勢を心がけるのですが、胸を張らないようにしましょう。
胸を張ると威張った印象を与えてしまいます。
荷物は足元に置き、自立しない鞄は椅子の横に立てかけるようにします。
コートはすばやく綺麗に畳み、鞄の上に、落ちないように置きましょう。

 

気になる面接での受け答えは?
面接で絶対聞かれるのが、自己紹介・志望動機・自己PRです。
応募書類にも書いてはいますが、面接官はもう少し詳しく話を聞きたいと考えていたり、この質問での受け答えをみて、どんな人物かを知りたいと思っています。
ですので、この3つの質問を掘り下げられても対応できるよう、きちっとした答えを用意しておきましょう。
ここをスムーズに答えられなければ、その後の巻き返しは難しいといっても過言ではありません。
この中で最も面接官が気にするのが、志望動機の具体性です。
なぜなら、採用後にすぐに辞めてしまわないか、複数の会社に内定をもらったとき、自分の企業を選んでくれるかと面接官は考えています。
なので、ありきたりな答えというのは避けましょう。
そして肝心な受け答えの仕方ですが、質問にあった答えをすることです。
「そんなの当たり前」と思いますが、質問の意図を理解せず、聞いていることと全く違う答えを返す方は意外と多いのです。
特に話が長くなった時、ただダラダラと話し、話の結論にたどり着かないことがあるのですが、ビジネスシーンではそういう話し方をされる方は敬遠されてしまいます。
なので、自分の意見をきちっと整理し、結論を述べるようにしましょう。
やはり、まとまった意見というのは、聞いている方も気持ちがいいですもんね。

 

終わりよければすべてよし!退室時のマナー!
入室時だけでなく、退室時も面接官はきちっとチェックしています。
そんな退室時のマナーを紹介します!

 

立ち上がるまでのマナーは?
面接官から「面接はこれで終了です。」といったように、面接終了が告げられたら、まずは「はい」と答え、座ったまま面接官にお礼を言います。
お礼を言い終わったあとは、座ったまま一礼します。
そして立ち上がって椅子の横に立ち、「失礼いたします」と言ってから、お辞儀をしましょう。
この時のお辞儀は、お礼と、内定を検討してもらうという意味を込めて、45度のお辞儀が理想敵なお辞儀と言えます。

 

退室までのマナーは?
お礼とお辞儀が終わったら、ドアへ向かいます。
この時にお尻を向けてはいけないと思っている方もいるようですが、不自然な動きになってしまうので、普通にドアへ向かいましょう。
ドアの前まで行けば、面接官の方を向き、「失礼します」と言い、お辞儀をします。
このと時のお辞儀も45度で、丁寧なお辞儀を心がけましょう。
片手でドアを開け、部屋から出る時に面接官の方を振り返り、ドアノブを両手で持ち直し、笑顔で会釈します。
そして、静かにドアを閉めます。
最後だからといって気を抜いて、それがきっかけで内定をもらえなかったこともあるようですから、最後まで気を付けたいものですね!

 

ビジネスシーンで必須の面接の受け方マナーを紹介!についてのまとめ
面接というと緊張して、普段通りの自分を出せないことも多いですが、マナーを頭に入れておくだけで少し安心できますね!
やはり第一印象で決まると言っても過言ではないので、身だしなみには細心の注意を払い、言葉使いもある程度普段から気をつけていたいものですね。
大事な面接には、万全の態勢で、自分の力を発揮できるといいですね!

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