みなさんはお酒に強い県と言えば、どこが思い浮かびますか?
私は、特に九州の方がお酒に強いイメージがありますが、人それぞれ思い浮かぶ県があると思います。
ですが、お酒に弱い県ってあんまり聞いたことがありませんよね。
ということで、お酒に強い県と弱い県についてまとめてみました!
なんでお酒に強い人・弱い人がいるの?
お酒を飲むと、体内でアセトアルデヒドという酵素が作られます。
この酵素がよく働く人はお酒に強く、働きが弱い人はお酒に弱い人となるのです。
その酵素の強さというのは、生まれ持った遺伝子によって決まっていて、欧米人はほぼ100%に近い確率で、酒豪型遺伝子と呼ばれる遺伝子を持って生まれてくるようです。
ですが日本人は、その酒豪型遺伝子を持って生まれてくる確率は56.4%と半分近い確率となるのです。
実は日本の中でもその酒豪遺伝子を持っている人が多い県と、少ない県があるのです。
では、そのデータから見たお酒に強い県を、次で紹介します!
お酒に強い県は一体どこ?
酒豪遺伝子の出現率を、47都道府県別にランキング形式にしたデータがあるのですが、その中の1位はなんと、秋田県で76.7%となっています!
秋田県は、米どころということもあり、美味しいお酒がたくさんあることでも有名ですよね。
美味しいお酒が多いのも、お酒に強い人が多いからなのかもしれません。
次に同率で2位となった県は、岩手県と鹿児島県で71.4%です!
こちらも納得の結果といった感じがしますよね。
どちらの県も有名なお酒も多いですし、米どころといったイメージもあります。
私の中ではかなり上位のイメージがあった、高知県は64%で10位、熊本県は64.3%で9位といった結果となりました。
他にも意外だったのは、埼玉県が5位で65.4%という結果だったことです。
遺伝子でみると、イメージとは少し違うところもあるんだなと感じました。
お酒に弱い県は一体どこ?
酒豪遺伝子の出現率が最も低かったのは、三重県で39.7%です!
1位の秋田県と比べると、約37%も差があることが分かります。
同じ日本でも、これほど違いが出るとは、驚きですね!
その次に低かったのが愛知県、その次は石川県でした。
他にも、近畿全部の県が下位にランクインしていました。
このことからも分かるように、中部・北陸・近畿にお酒の弱い県が集中しているようですね。
その理由としては、このデータを出した方の話によると、詳しいことは分かっていないのですが、大昔は欧米人と同じように、酒豪遺伝子を持った人がほとんどだったのに、縄文時代末期に、海を渡って近畿・中部に移り住んだ弥生人によって、酒に弱い遺伝子がもたらされたことが原因なのではないかということなのです。
長い歴史を経て、お酒に強い・弱いという差がでるようになったということのようですね。
お酒に強いのはどこの県?お酒に弱いのはどこの県?のまとめ
1位は秋田県ということで、「確かに!」と思う方も多いのではないでしょうか。
逆に最下位は、あまりお酒に弱いというイメージがなかった県だったので、意外といった感じもしました。
長い歴史の中で、お酒に強い・弱い人が出てきたということにも驚きでした。
これからビールが美味しくなってくる季節ではありますが、飲み過ぎには注意して、お酒を楽しみたいですね!
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