小心者が新幹線の車内販売でコーヒー買ってみたら、まさかの!?

東京からの帰りの新幹線、慌てて乗り込んだため、前もって飲み物を買っておくのを忘れてました。
いつものように3人席の窓側のA席に座って、のどの渇きを京都まで我慢しようか迷っていたけど、どうしても我慢できなくなりました。
そこでやってきたのが車内販売のカートを押すお姉さん。
とりあえずコーヒーが飲みたい!
ちなみに私は車内販売で買い物をしたことが一度もありませんでした。
しかも小心者なので、お姉さんに話しかけることはものすごく勇気がいることでした。

シミュレーションで挙動不審?

そこで、一回お姉さんをやり過ごして、他の人がどうやって買っているのかをチェックしました。
そして、どうやって呼び止めるのがいいか、小銭を用意しておいた方がいいのか、何度も頭の中でシミュレーションしました。
次にやってきたら頑張って買おう!と決めたのはいいけど、カートは次は背後からやってくることになります。
気がつかないで行ってしまわれないように後ろをキョロキョロしていたら、通路側のC席のお客さんは何度も目が合い恥ずかしかったです。
周りから見たらとても挙動不審やろうなぁと思ってました。

アイコンタクトでお姉さん攻略!

やがて後ろからお姉さんの声が聞こえてきました。
私は声をかけよう!と決断しました。
振り返って、隣にカートがやって来る前にお姉さんと目が合ってアイコンタクト!まずは1つクリアです。
これで買う意志は伝わりました。
次に注文です。
私は「ホットコーヒー」とだけ伝えました。
お姉さんに聞こえるだけの最小限の声で言いました。
するとお姉さんは器用にカップにコーヒーを注いで、「砂糖とミルクはどうしますか?」と聞いてきました。
私は「お願いします」と頷いて答えました。
カップは前のテーブルへ置いてくれました。
たしか300円くらいだったと思います。
小銭で払いました。
丁重にレシートをいただきました。
車内販売攻略デビュー無事完了!
やりました。

車内販売攻略デビューは完璧でした。

シミュレーションした甲斐がありました。
とても嬉しかったです。
目の前には念願のホットコーヒーがあります。
あとは上手に飲むだけです。
あのカップのふたの飲み口は飲みづらいのはマクドナルドで経験して分かっていたので、ふき出さないように、やけどをしないように気をつけるだけでした。

ところが、まさかのブラック…

ところが、一口飲んでみて、お砂糖もミルクも入っていないことが分かりました。
お姉さん、入れるの忘れてしまっていたみたいです。
もう手遅れやし、次来た時にクレーム言う勇気は絶対ないし、もうこのままブラックで飲むことにしました。
人生初のブラックです。
おいしいとは感じませんでした。
一気にテンション下がりました。
とりあえず京都までこれで我慢するしかありません。
別の飲み物を注文する気力は私には残っていません。
仕方なくブラックを飲み干しました。

カップを捨てるまでがミッション!

ここで忘れてはいけないのが、飲み終わってからのことも考えないといけません。
車内でカップを捨てにいくのも緊張してしまうのでできれば避けたい。
目立つことは極力控えたい。
そこで降りるときに京都駅のホームでカップを捨てることにしました。
ブラックだけに苦い車内販売攻略デビューになりました。
これからは絶対に飲み物を買ってから乗ろうと心に誓った私なのでした。

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