林修先生と言えば、東進ハイスクールのCMで発した「今でしょ!」のフレーズで流行語大賞を受賞するほどの大ブームを巻き起こし、有名になりました。
当時は、一発屋となってしまうのかな?と思ったのですが、一発屋どころか、冠番組まで持ち、林先生の顔をテレビで見ない日ははいというほどで、人気は衰えることを知りません。
では、林先生が今なお人気を保ち続けている理由は一体何なのか調べてみました!
林修先生とはどんな人物?
人気の秘訣を探る前に、まず林先生のプロフィールを紹介します。
林先生は、愛知県名古屋市に生まれ、父は大手酒造メーカーの副社長を務めておられました。
現役で東京大学法学部に合格し、卒業後は日本長期信用銀行に入社しますが、わずか半年で依願退職されます。
その後は会社を起業して失敗したり、株で大損したり、ギャンブルの失敗で1800万円もの借金を抱えておられたようです。
銀行を退職して3年後、借金返済のために知人の紹介で塾講師を始め、指導力を評価され東進ハイスクールの予備校講師となったようです。
当初は数学の講師として採用されたようですが、後に現代文講師に転身されます。
2009年には、東進ハイスクールの専任講師に昇格します。
2009年に東進ハイスクールの講座で発した「いつやるか?今でしょう!」というフレーズが有名になり、2010年にフジテレビの『はねるのトびら』などでパロディCMが製作され話題となりました。
2013年にトヨタ自動車のCMで「いつ買うか?今でしょ!」と改変したセリフがきっかけで、『ネプリーグ』などのバラエティ番組に多数出演し、全国区となりました。
同年の12月には、流行語大賞も受賞されています。
以降は、活躍の幅も多岐にわたり、予備校講師だけでなく、バラエティー番組などのテレビ出演やメディア活動、講演会、作家と忙しい毎日を過ごしておられるようです。
林修先生の人気の秘訣その1!説得力!
私が、林先生が出演している番組を観ていて感じるのは、説得力があるということです。
どの番組を観ていても、解説する時の言葉に真実味があるように思います。
話の組み立ても上手く、話を聞いている方を引き付ける魅力があるのではないかと感じます。
林先生が言っていた言葉で、「勝てる場所で誰よりも努力する」という言葉があり、その言葉に私はとても感銘を受けました。
そのことにも関係してくるのですが、以前何かの番組で、東大卒の方が「東大卒だからというプレッシャーが凄い」という悩みを相談されていて、その時に言った林先生の言葉にとても納得しました。
「自分がどういう状況で、どの役だったらできるのか、客観的に見る目がないと社会で生きていくのは大変」といったことを言っておられました。
確かに、いくら自分が好きなことで、望んだことだとしても、それがイコールできることという訳ではないので、活躍することが出来ず、自分が望んだ結果は出ないと思います。
好きなことができることなら、この上ないとは思いますが、そうでないのなら、林先生の言っていた通り、「勝てる場所で誰よりも努力する」ことで、何かを見出すことが出来るのではないのかなとか感じました。
無知な私でも、林先生の言葉は分かりやすく、なおかつ納得することができると感じたので、林先生の人気の秘訣の1つとして、説得力を挙げさせてもらいました。
林修先生の人気の秘訣その2!素直さ!
東大卒ということもあり、色んな方面に詳しく、どの番組でもその知識を披露しておられますが、やっぱり人間なので、間違うこともありますし、知らないこともあると思います。
東大卒という肩書があるとどうしても、間違いや知らないことを認めたくないとは思いますが、林先生は間違いや知らないことを素直に認めておられます。
『林先生が驚く初耳学!』で、書けない漢字があった時に、素直に「完敗です」と謝っておられ、その素直さにとても好感が持てました。
この番組では、林先生が知らないことがあると、初耳というボタンを林先生自らが押すことになっているのですが、そのボタンを押す時に「ごめんなさい!知りません」と言いながらボタンを押しておられました。
その姿に、「林先生って素直な人なんだな」と尊敬の念を抱きました。
これだけ有名になり、地位も名誉も得ている方だと、おごった態度をとってしまいがちだとは思うのですが、自分の過ちを認めるというのはすごいことだと思います。
素直さというのも、今なお人気を保ち続けている要因の1つなのではないかなと、感じました。
林修先生がなぜこんなにも人気があるのか!?のまとめ
他にも色々人気の秘訣はあるとは思うのですが、その中でも多くを占めていると思われる2点を挙げさせてもらいました。
過去に大きな失敗を経験されているからこそ、発する言葉に重みがあり、林先生の話に引き込まれるのではないのかなと思います。
今なお人気を保ち続け、多忙な日々を過ごしておられるのは、東大卒という理由だけではないことが、色々調べている中で実感しました。
今度林先生をテレビで観る時は、また違った見方をすることが出来るのではないでしょうか。
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