『ザ・ベストテン 1980-81』を聴いてみた!

1978年から1989年までTBS系列局にて放送されていた『ザ・ベストテン』
この記事を読んでる人は、おそらく知らない番組じゃないでしょうか。
歌番組が大好きだった私は、毎週木曜日の夜9時が楽しみでした。
そんな『ザ・ベストテン』のコンピレーションCDが発売されていましたので、これを紹介したいと思います。
『ザ・ベストテン』とは?
『ザ・ベストテン』とは邦楽のランキング番組で、番組名のとおり上位10曲が発表され、ランクインした歌手が生放送で歌う番組でした。
生放送ならではの時間との戦い、緊迫感やアクシデントなどもドキドキしながら観たものです。
滅多に登場しないニューミュージック系のアーティストが出てくる時なんて感激ものでした(ユーミンはあまりの下手さにがっかりしましたが…)
また、得点形式での発表だったのですが、最高得点の9999点を記録した楽曲もありました。
黒柳徹子と久米宏の軽快な司会も欠かせない面白さの1つでした。
『ザ・ベストテン 1980-81』(2009年4月22日発売)
さて、そんな『ザ・ベストテン』がらみのCDが発売になっているのを最近になって知りました。
今回紹介するのは『ザ・ベストテン 1980-81』です。
それでは収録曲をチェックしましょう。
1.ザ・ベストテンのテーマ
2.ミラーゲートのテーマ
3.異邦人(久保田早紀)
4.大都会(クリスタルキング)
5.贈る言葉(海援隊)
6.ランナウェイ(シャネルズ)
7.昴(谷村新司)
8.ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザーズ)
9.哀愁でいと ~NEW YORK CITY NIGHTS(田原俊彦)
10.青い珊瑚礁(松田聖子)
11.パープルタウン~You Oughta Know By Now(八神純子)
12.さよならの向う側(山口百恵)
13.ルビーの指環(寺尾聰)
14.長い夜(松山千春)
15.お嫁サンバ(郷ひろみ)
16.スマイル・フォー・ミー(河合奈保子)
17.ハイスクールララバイ(イモ金トリオ)
18.ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦)
19.ハロー・グッバイ(柏原よしえ)
20.セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)
21.ハイ、ポーズ
『ザ・ベストテン』のテーマ曲などの他に、1980~1981年代にランキング入りした楽曲が収録されています。
パッと見て気づいたことなんですけど、引退が決まっていた山口百恵の「さよならの向う側」とデビューして人気急上昇中の松田聖子の「青い珊瑚礁」が収録されているんですよね。
まさに新旧アイドルの交代時期だったんですね。
それから寺尾聰の「ルビーの指環」がこの時期です。
12週連続1位を記録したこの曲を筆頭に3曲同時にベストテンにランクインしたのを憶えています。
これが売れたおかげで東芝EMIのビルは寺尾聰が建てたとも言われてます。
アルバムの曲もよくてギターアレンジが格好良かったです。
なかなかベストテンに出て来なかった松山千春の「長い夜」やロックで格好良かった八神純子の「パープルタウン」、そして今でもきれいな久保田早紀の「異邦人」などシンガーソングライターの台頭もこの頃。
イモ金トリオの「ハイスクールララバイ」なんて欽ドンやってた時期ですね。
欽ドン…また知らない人いっぱいいそうです。
薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」映画も観に行ったし、レコード持ってました。
『ザ・ベストテン 1980-81』を聴いてみた!まとめ
収録されてる曲の内、8曲レコード持ってました。
他の曲はラジオからエアチェックしたり…(エアチェック分からない人多いやろなーっ)、レンタルレコード屋から借りて来てカセットテープに録音してました。
ちなみにレンタルレコード屋ができたのは1980年のことらしいです。
CDの登場は1982年のことです。
いろんな意味で音楽業界が大きく動いた年だったんですね。
またこんなコンピレーションCDがあれば紹介したいと思います。
しかし、あー懐かしいです!

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