希死念慮


年明けに腎結石の手術をしてまだ落ち着かない時に、今度は心臓の病気で検査入院になりました。
心臓の血管の動きが劣化してると言われてからずっと毎日が不安で、希死念慮が出てます。
年齢的にあちこち悪くなり病気をするのは仕方がないと分かってるけど、自分で改善したいと思ってもなかなか出来ない状況で、それならもう誰も知ってる人がいない所で静かに暮らしたいと思うのですが…。

私は1度死のうとしたことがあります。
鬱になりたての頃で毎日泣いてばっかりで、このまま生きて何が変わるのか、記憶喪失にでもならない限りこの辛さや悲しみはずっと消えないのだと、首をくくりました。
気がついたらICUのベッドの上で、私は駆けつけた救急隊に蘇生させられて運ばれたらしいです。

あなたは、死ぬ時にどうやって死ぬかを考えたことはないですか?
高いマンションからの飛び降りや踏切や駅で線路への飛び込み、そしてリストカットなど、どれも考えたら怖いし痛そうだしでイヤですよね。
車の中で練炭で一酸化炭素中毒は痛くはないけど、途中で目が覚めたら間違いなく苦しいはずですし、遺体には黒い斑点が浮き出るとか。
せっかくある命を絶つには、相応の相当な覚悟が要ります。
ただ、ホンマに死にたいと思ってる人は、そういう怖さを感じなくなると言うか考えなくなります。
だから飛び降りも飛び込みも、躊躇なく出来てしまいます。
私も首つった時は全然苦しくなかったし、もう何も考えなくていいし死ねることが嬉しかったし。
その後ICUから今通院してる精神科の病院へ転院させられて、約2ヶ月入院しました。
国は今にも自殺しようとしてる人を強制的に隔離、監視することが出来ます。
だから入院部屋には、死にたくても死ねる術がなかったのです。
なんで死んだらアカンのかと、なんで死なせてくれへんのかと主治医に泣き叫んでも、ダメでした。
当然ですけど。

その数年後にまた希死念慮が出て、しばらく入院して、こんな辛い気持ちはいつまで続くのかと、とにかくしんどかった。
あの時と同じで今もとにかくしんどくて仕方がない毎日です。
自殺したら悲しむ人がいるとか、天国には行けないとか、そんなことより今の辛い毎日を終わらせる方が最優先で、その後のことなんて正直どうでもいいのです。

先日の精神科の診察で話したら、またしばらく入院するか?と言われました。
でも入院と言うのは、希死念慮の原因を消してくれたりなくなったりすることではないので、退院したらまた繰り返すのでしょう。
そんな風にしかやりようがないのでしょうね。
ツラい記憶を引き出しにしまっておけるようにはなったけど、その引き出しが開いてしまった時はどうしようもないです。
もう今後笑わなくていいし楽しい出来事は一切いらない代わりに、ツラいことやしんどいことがゼロになればいいのに。

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