祇園祭と言えば、京都の夏の始まりを告げるとも言われているほど、京都の夏を語るには欠かせないお祭りですよね!
宵山の期間が祇園祭と思っている方も多いですが、実は祇園祭は7月の1か月間続いているのです。
では、祇園祭の詳しい日程や山鉾巡行、交通規制の情報についても紹介していきます!
2016年祇園祭の詳しい日程は?
2014年に、前祭と後祭の2つに分かれる形が復活したことが大きな話題となりました。
では、祇園祭の日程を紹介します!
前祭・宵山
宵山では、各町に山鉾が建ち並び、あちこちでお囃子が聞こえてきて、祇園祭の厳かながらも、華やかな様子を楽しむことが出来ます。
期間:7/14(木)~7/16(土)
前祭・山鉾巡行・神幸祭
期間:7/17(日)午前9:00~
後祭・宵山
こちらも前祭同様、各町に山鉾が立ち並び、祇園祭ならではの雰囲気を楽しむことができます。
期間:7/21(木)~7/23(土)
後祭・山鉾巡行・還幸祭
期間:7/24(日)午前9:00~
2016年は、山鉾巡行がどちらも日曜日なので、例年より混雑しそうですね!
2016年祇園祭の山鉾巡行は?
やはり、祇園祭の見どころと言えば、山鉾巡行ですよね!
ではまず、山鉾巡行のルートを紹介します!
前祭の山鉾巡行ルート
毎年必ず長刀鉾が先頭を行き、長刀鉾を含めた23基が巡行します。
雨天決行で、先頭から最後まで見ると約1時間30分ほどかかるようです。
7/17(日)午前9:00 四条烏丸出発
午前9:45 四条河原町
午前10:30 河原町御池
午前11:35 新町御池
※くじ改めは、東洞院通を横断したあとに行われます。
後祭の山鉾巡行ルート
後祭は、10基の山鉾が連なって巡行します。
後祭巡行は、花傘巡行とあわせて約1時間かかるようです。
こちらも雨天決行なのですが、花傘巡行は雨の様子によっては中止になる場合もあります。
7/24(日)午前9:30 烏丸御池出発
午前10:05 河原町御池
午前10:40 四条河原町
午前11:22 四条烏丸
※くじ改めは寺前御池あたりで実施されるようです。
見どころ
山鉾巡行の見どころと言えば、辻回しなのではないでしょうか。
辻回しとは、交差点で山鉾の下に竹を敷いて水を掛け、掛け声とともに90度回転させるというものです。
その様子は、まさに圧巻の一言に尽きます。
他にも、注連縄切り(しめなわきり)という、長刀鉾の稚児が、四条麩屋町に建てられる斎竹(いみだけ)に張られた注連縄を太刀で切り落とし、結界を解き放つといった儀式も行われ、そちらも見どころの1つとなっています。
大きい山鉾が連なって進む姿は、他では見ることのできない、祇園祭の醍醐味と言えそうですね!
2016年祇園祭の交通規制情報は?
祇園祭は毎年多くの人が訪れ、混雑は必至です。
特に歩行者天国が行われる時は、身動きがとれないほどの混雑となる場合もあるようです。
宵山の交通規制情報
前祭の宵山期間、歩行者天国となるのは7/15(金)・7/16(土)の午後6:00~午後11:00で、後祭の宵山期間は、歩行者天国と露店はなしの予定となっています。
前祭で歩行者天国となる場所は、四条通の八坂神社~堀川間と、烏丸通の高辻~御池間です。
ですので、その間はこの通りが通行止めとなるので、車両は通れません。
後祭は歩行者天国にはなりませんが、車両は通行止めとなるので、祇園祭に行かれる時は、公共交通機関を使うことをおすすめします。
歩行者も、歩行者天国となっている時間帯は通行規制がかけられ、通れないように看板
が出たりしています。
7月中の交通規制情報
この期間以外にも、例年の様子を見ていると、7/10(日)~7/28(木)にかけて規制が行われるようなので、7月中はなるべく四条烏丸・烏丸御池・四条河原町付近を車で近づくのは避けた方がいいと思います。
7月いっぱいは、祇園祭一色といった感じになっているので、交通規制も厳しくなっているようですね!
2016年祇園祭の日程は?山鉾巡行や交通規制情報も!についてのまとめ
7月になると、京都が祇園祭一色となり、祇園囃子が流れているところも多いです。
祇園祭は全国的にも有名で、毎年大勢の方が訪れ、京都が1番活気づく時期と言っても過言ではないと思います。
祇園祭期間に京都に来られた時は、ぜひ1度祇園祭を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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