バス酔いするのはなぜ?席は一番前がいい?

いきなりですが、バスに酔ってしまうのはなぜでしょうか。
子供の頃、遠足などのときにバスに乗せられるときは私はいつも一番前でした。
どうして一番前をオススメされていたんでしょう?
気になったので調べてみました。
一番前に座るのはなぜ?
一番前に座らされると視界はフロントガラス全体になります。
バスが前へ進んだり、左へ曲がったり、ブレーキをかけたりするのがちゃんと見えているので、バスの動きにあわせて脳に入ってきます。
目から入ってくる情報がそのままリアルタイムで体感できると、三半規管も正常に反応してくれます。
もし一番後ろに座っていたなら、視界は狭いのでバスの動きに対してリアルタイムで体感しづらい状況が起こります。
分かりやすく説明するなら、目隠しをしてバスに乗っていたら全く動きに対して反応できず三半規管が遅れて強引に動かされてしまう状況となります。
このときの三半規管の異常が車酔いです。
脳が混乱しているんですね。
自分で運転しているときには酔わないのは、自分の行動と実際の動きとが一致しているからなんです。
バスに乗っていて、次にどう動くってことが分かっていたなら酔うことも少なくなると思います。
前の座席じゃなくても!
前に座ることができなくても窓際に座るようにすれば、まだ酔いにくい状況を作ることができます。
遠くの景色を見ることで酔う意識を紛らわせることができます。
また、窓を開けたら新鮮な空気が入って来て吐き気を抑えてくれます。
それでは酔いやすい状況とはどんなもの?
スマホやタブレットなどでゲームやメールなんかをしながらバスに乗るのはよくありません。
うつむいて近くのものを見ていたら、次の動きに反応できなくなります。
頭の中がぐるんぐるんして三半規管が異常を起こします。
結果、酔ってしまいます。
また、後部座席だけでなく、酔いやすい座席があります。
それはタイヤの上の座席です。
他の座席に比べて特に上下の振動が強く、この上下の振動は目で感知しづらいので三半規管が異常を起こしやすくなります。
他にも酔いやすい要因として、バスのニオイがあります。
排気ガスなのか何のニオイなのかうまく説明できないですが、独特のニオイがあります。
このニオイで酔ってしまうこともあります。
何が違うの?
酔いやすい人とそうでない人との違いは体質もありますが、三半規管の発達が未熟な場合が多いです。
子供が酔いやすいのは三半規管がまだ未発達だからですね。
人によって成長のレベルが違うので、酔いやすい人は意識して気をつけるようにしましょう。
バス酔いするのはなぜ?席は一番前がいい?まとめ
一通り調べてみて納得しました。
バスに酔ってしまうと、目的地に着いても体調が回復せず楽しめないですし、おいしいものを食べたくても食欲がなかったり吐いてしまったりしますよね。
もし一緒に乗ってくれる人がいるなら何か楽しい話でもして、酔うということから気をそらせるのも方法です。
寝不足での乗車にも気をつけましょう。
そして何より”自分は大丈夫!”と思って乗るようにしましょう。
楽しくバスに乗れるといいですね。

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