悲しい結末のお話って、みなさんどれだけ知っていますか。
そういえば悲しい結末のお話って結構ありますよね。
子どもの内に悲しい結末のお話を体験することは、優しく強い感情を生むために必要なことのようです。
さて、悲しい結末のお話をなんとかハッピーエンドにできるなら、どのお話を変えてみたいですか。
調べてみました。
ハッピーエンドにしたい童話ランキング3選!
第3位『マッチ売りの少女』
デンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセン作の1848年の童話です。
日本ではアニメ化もされているので、このお話を知ってる人も多いでしょう。
悲しいお話の定番ですよね。
改めて気づきましたが、父親が娘にマッチを売らせていたんですね。
今の時代では児童虐待として訴えられるようなお話です。
少女の味方をしてくれる人はいなかったんでしょうか。
最後は残りのマッチ全部と引き換えに、思い出の祖母と一緒に天国へ行ったんですね。
わずかに幸せが語られる祖母との思い出だけが救いのお話です。
優しいお金持ちの人に助けられるストーリーに変えて欲しいです。
第2位『人魚姫』
これもデンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセン作の1836年の童話です。
ひたすら純粋で真っすぐに王子を愛した人魚姫ですが、結局は報われず失恋してしまいます。
最後は自ら死を選び、海に身を投げて泡になってしまいます。
王子から振り向いてもらえなくても、せめて人魚として海に帰ることができていれば、この悲しみも軽減されるんですが、悲しい結末となっています。
厳しすぎますよね。
ストーリー上は泡となることで空気の精となり天国へ行ったとされていますが、生きていて欲しかったですね。
生きて王子の幸せを祈るくらいの人生を送って欲しかったです。
第1位『フランダースの犬』
イギリス人作家ウィーダによる原作です。
テレビでは泣いてしまうアニメで、必ずランクインするお話ですね。
最終回の大聖堂でのシーンでは、ネロとパトラッシュに助かって欲しかったです。
せめてもの救いなのは、ネロとパトラッシュが天使にかかえられて召天したことでしょうか。
10歳の少年には辛い人生でしたね。
ちなみに最終回の視聴率は30.1%を記録しました。
おじいさんには、もう少し生きていて欲しかったですね。
友達のジョルジュやポールも、ずっとネロのそばにいてあげて欲しかった。
絵のコンクールで賞をもらって、お金ももらって、アロアと幸せに暮らして欲しかったです。
他にも悲しいお話が?
いたずら好きだった『ごんぎつね』はどうでしょうか。
子狐ごんは自らの行いを反省し、償おうとしたところ殺されてしまいます。
でも最後は自分の償いを伝えることができたので、まだよかったんじゃないでしょうか。
『泣いた赤鬼』なんてどうでしょうか。
最後の青鬼の手紙は泣いてしまいます。
悪役を買って出た本当は優しい青鬼も、人間たちと仲良くなって欲しかったですよね。
悲しい結末は嫌!ハッピーエンドにしたい童話ランキング3選!まとめ
いかがだったでしょうか。
ハッピーエンドにすることで、読んだ後の気分も変わってきます。
しかし、これらのお話は悲しい結末だからこそ人気になったんでしょうね。
懐かしく思えて、なんか絵本を読みたくなってきました。
悲しい結末はしんどいですね。
みなさんの想像力で、ぜひともハッピーエンドに変えてみてください。
コメント