今年こそは紅白出場?梶浦由記 の最高傑作ボーカルユニットKalafina!

Kalafina(カラフィナ)というボーカルユニットをご存知ですか?
私がKalafinaと出会ったのはアニメ『空の境界』でした。
このアニメのテーマ曲で2008年にデビューシングル『oblivious』発売、これはオリコン週間ランキングで最高8位を記録しました。
とてもスリリングな曲調とそのコーラスワークに引き込まれました。
その後、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のエンディング曲の『Magia』などとても個性的な音楽性に魅せられました。
そんなKalafinaについて紹介したいと思います。
Kalafinaとは?
Kalafinaとは造語で特に意味はないですが『耳に残るような響きの良い名前』としてつけられました。
Kalafinaは、劇場版『空の境界』の挿入歌を担当した梶浦由記のプロデュースでデビューします。
結成当初は流動的なメンバーでの活動とされていましたが、現在は『WakanaKeikoHikaru』の3人からなる女性ボーカルユニットです。
Wakanaは透明感のある超高域の声質が特徴です。
彼女が歌うと明るい歌でも悲劇の歌に聞こえてしまいます。
Keikoはしっかりとした低音を響かせる声質です。
ベースが安定していればコーラスもきれいに聞こえます。
Hikaruは表現力に優れています。
繊細かつ大胆なボーカルワークを聞かせてくれます。
3人はそれぞれしっかりとした歌唱力を持っていてコーラスにおいても役割がはっきりしています。
それからKalafinaの音楽を語る上で外せない梶浦語というものが存在します。
これはプロデューサーでもある梶浦氏が特に意味のない語句を並べて歌詞のように歌わせているもので、なかなか耳で聞きとることが難しい歌詞の1つです。
武道館のライブの時に物販で販売されたスコアにこの梶浦語が掲載されていたらしいです。
穏やかな曲調では鮮やかに、また激しい曲調では刺々しく聞こえたりするので面白いです。
ちなみにライブではこの梶浦語で大合唱が起こります。
Kalafinaとアニメとのタイアップ
Kalafinaはアニメとのタイアップ曲が多いことから、アニソンファンには多くのファンがいます。
数ある国内のアニメイベントにも積極的に参加し、大成功を収めています。
また、Kalafinaには世界中のアニメフェスからもお呼びがかかり、これまでに台湾、上海、香港をはじめ、L.A、シンガポール、マレーシア、ドイツ、ジャカルタでのライブイベントに出演。
大盛況を博しています。
KalafinaNHKの関係は?紅白出場なるか?
2009年に5thシングル『storia』はNHKのテレビ番組『歴史秘話ヒストリア』のテーマ曲となりました。
現在はテーマ曲が『far on the water』となっています。
他には、2012年にはみんなのうたで『moonfesta~ムーンフェスタ』が流れました。
またNHKの歌番組にも精力的に参加し、こうした経緯からKalafinaは毎年のように紅白に出場すると言われてきました。
しかし紅白にはアニメ枠なるものがあると噂されていて、なかなか出場できずに来ています。
NHKへの貢献度は十分だと思うので、今年こそは!と思っているのですが…。
Kalafinaまとめ
私のお気に入りは全曲と言ってもいいほどですが、あげるとするなら劇場版『空の境界』第四章エンディングテーマの『ARIA』や映画『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』のエンディングテーマの『君の銀の庭』などです。
どのアルバムから入って行っても感じる幻想的で神秘的な音楽性はそんなに変わらないと思うので、とりあえず聞いてみることをおすすめします。
万人受けするありきたりなポップスではないですが、計算された絶妙なコーラスワークと異国情緒で壮大な世界観に浸ってみてください。

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