年末にM4チップを搭載したMacBook Airを買いました。
「軽さは正義」と言われるAirシリーズですが、今回のM4チップ搭載により、もはや「エントリーモデル」という枠には収まらないパフォーマンスを手に入れました。
私は音楽制作をするために買いましたが、やはり気になるのが「Logic Proは快適に動くのか?」という点でした。
結論から言うと、これ以上の選択肢はない」と言えるほどの完成度です。
今回は、M4 MacBook Air 13インチのオススメポイントと、Logic Proとの相性について詳しく解説します。

M4 MacBook Air 13インチのここが凄い(DTM視点)
圧倒的なシングルコア性能とNeural Engine
音楽制作において重要なのは、実は「マルチコア」よりも「シングルコア」の性能です。リアルタイムでのエフェクト処理や、低レイテンシーでの録音には、1つのコアの強さが直結します。
M4チップは前世代M3と比べてもシングルコア性能が向上しており、重たいプラグインを挿してもCPUオーバーロードが起きにくくなっています。
また、強化されたNeural Engineも見逃せません。最近のLogic Proは「AI機能」を多用するため、このAI処理能力の向上が効いてきます。
「ファンレス」は録音の最強の武器
MacBook Airの最大のアイデンティティであるファンレス設計。
これは、マイクを使ったレコーディングをする人にとって最強の武器です。
重い処理をしてもファンが回らないため、ノイズがマイクに乗ることがありません。
ボーカルやアコースティックギターを自宅で録音する際、「サーッ」というファンの回転音に悩まされることから解放されます。
13インチという持ち運べるスタジオ
13インチのサイズ感と薄さは、どこへでも持ち運べます。
カフェやスタジオ、ホテルでの作業がしやすいです。
この機動性は、創作のインスピレーションを逃さないために非常に重要です。
Logic Pro11との相性は?
Apple純正ソフトであるLogic Proと、Appleシリコン(M4)の相性は、間違いなく最高です。
AI機能(Session Playersなど)がサクサク動く
最新のLogic Pro11以降に搭載された「Session Players(AI演奏機能)」や「Stem Splitter(音源分離機能)」、「ChromaGlow(アナログ温かみ付加)」などは、AI処理能力を必要とします。
発売が発表されたLogic Pro12では新たにSession Playersにシンセサイザーが追加されるようです。
M4チップの強力なNeural Engineのおかげで、これらの機能を使っても動作がカクつくことなく、瞬時に解析・生成が行われます。「待ち時間」が減ることは、クリエイティビティの維持に直結します。
プラグインを多数立ち上げても余裕
一般的なポップスやロックの制作(トラック数50〜100程度)であれば、M4 MacBook Airで全く問題ありません。
Amp Designerなどの重いエフェクトや、Serumなどのサードパーティ製シンセサイザーを複数立ち上げても、M4チップは涼しい顔で処理してくれます。
注意点:オーケストラ系の大規模制作
唯一の弱点は、長時間高負荷をかけ続けた際の「熱」です。ファンがないため、熱がこもると性能を落とします。
数百トラックのオーケストラ音源を同時に鳴らすような超大規模プロジェクトの場合は、冷却ファンのあるMacBook Proの方が安心です。
DTM用として買うならこのスペック!
- メモリは16GB以上(必須)
- 8GBでは、Logic Proとブラウザを開くだけでカツカツです。サンプラー音源を読み込むことを考えると、できれば24GBにすると数年は安泰です。
- ストレージ:512GB以上
- Logicの付属音源ライブラリだけで数十GBを使います。256GBではすぐにパンクします。外付けSSDを併用する前提でも、本体は512GBあると安心です。
まとめ:クリエイターの「自由」を加速させる一台
M4 MacBook Air 13インチは「プロ級の処理能力」と「完全な静音性」を両立させた、稀有なマシンです。
特にLogic Proユーザーにとっては、最新のAI機能をフル活用でき、かつ場所を選ばずに制作に没頭できる最高のパートナーになるでしょう。
「重たい機材を持ち運ぶのはもう嫌だ」、「静かな環境で録音したい」、そんな悩みを持つミュージシャンにとって、M4 MacBook Airは間違いなく「買いの一台」です。
